2019年度中小企業診断士二次試験 事例3の再現答案です。
本試験を実際に受験しての再現答案です。
回答の活用段落、自己評価、反省点を記述していますので、本番の試験でどのように考えているのかなどが参考になるかと思います。
予備校の模範解答等がでてきましたら、自己評価の点数が下振れする可能性は大いにありますので、もっと低いだろなどの指摘は不要ですのでよろしくお願い致します。
第1問
①自動車部品を含め多様な熱処理技術の蓄積がある②設計・機械加工・熱処理の一貫生産体制③熱処理技能資格や機械加工技術力の高いベテラン社員による品質の保持力。(76文字)
活用段落:第2段落、第3段落、第4段落、第6段落
自己評価:16/20点
反省点
それなりに要素も含めて短時間で対応できたと思う。他に要素があったり、分かりやすい表現もあるかもしれないが、自分としては納得の解答ができた。
第2問
効果は①生産量増加で売上向上②量産加工のノウハウやマシニングセンタ等の新設備の知見。リスクは①X社の売上割合増加で、事業環境変化のリスクが増す。②初の見込生産で在庫増加による生産ラインの混乱。(99文字)
活用段落:第4段落、第5段落、第10段落
自己評価:16/20点
反省点
それなりに要素も含めて解答できたと考えている。①売上増加効果とX社の割合増加による事業リスクの増加を対にして表現。②量産ノウハウや新設備の知見などが得られると初の見込生産で生産ラインに混乱が発生を対にして表現。
第3問
在り方は①専用機化・専用ライン化せず、自動車部品以外の量産可能にする。②作業標準化を進め、作業者依存の品質維持体制の脱却。③生産性を高める作業設計・工程レイアウトなどの工程計画を進め最適な設備を導入。④作業者教育を行い、早期の工場稼働。
活用段落:第13段落
自己評価:14/20点
反省点
第13段落のC社社長の方針説明の1~4を要約して書く事にした。単純にボーナス問題という扱いにして難しい事を考えずにコピペに徹することにした。コピペでも7割ぐらいくれるんじゃないかなという淡い期待を持っていた。変にこだわりの文言の追加などはリスクが高いので、高得点を狙って外すなどはないようにシンプルにを心掛けた。
第4問
検討事項は、①受注生産から見込生産に変わるため、在庫管理等の発注方式や現場での材料の置き場の問題等を検討②生産計画を熱処理と機械加工を別々ではなく、連携して作成する方法の検討。③材料調達が必要な場合は調達納期短縮を商社と検討。④X社への部品の引き取り方法やタイミングを検討⑤社内の生産ラインの看板方式のルール作り。(159文字)
活用段落:第8段落、第11段落、第12段落
自己評価 8/20点
反省点
最後に解答し、時間が無く、思いつく限りどんどん書いたが、生産管理上という条件を満たさない項目も散見されるような解答になってしまった。4割点が貰えたら嬉しいと思うぐらい酷い解答。見込生産などで、適切なロットサイズの決め方とか、生産計画の短サイクル化の検討など、生産計画系でいろいろ考えなければいけない事があったが、、、、残念な解答になってしまった。いつも4題が5題に変わっただけで時間配分のリスクが高いと感じた。
第5問
戦略は、①X社向け自動車部品以外の量産加工にむけて準備する。②新たな分野の熱処理技術の蓄積を進める。③熱処理加工のみの受注の顧客に、量産加工が可能であることを提案営業等で、X社以外の売上増加で、X社への売上依存状態から脱却する。(116文字)
活用段落:第7段落、第、第13段落、
自己評価 14/20点
反省点
戦略のテーマは、X社への売上依存状態から脱却することにした。それに対しての実施事項が、自動車部品以外の量産加工の準備を進める。新たな分野の熱処理技術の蓄積で、新規顧客の開拓を狙っていく。現状、熱処理のみのお客さんに対して、量産加工を提案営業して受注していくという行動を考えて回答を作った。
基本は強みを活かす・強化する事で、C社の課題を解決する流れで、80分としては概ね満足の回答になった。
総合自己評価:68点(追記、A評価の試験結果でした)
第4問は盛大に事故ってしまったが、他の問題は要素は大筋あっているのではという考えてると、このぐらいの点数になって欲しい!!事例1の事故もあるので、事例2~4でカバー出来たかがポイントになると考えている。
(追記12月13日)事例2~4はA評価でしたが、事例1のC評価がカバーしきれませんでした。
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