目次 Contents
子供へのメッセージ(お父さんポエム)
お母さんが君のアンパンマンの歯ブラシを捨ててしまったことを、お父さんも謝ろう。
3歳の君には、歯ブラシは永遠に使う事ができるものに見えているかもしれないけれど、歯ブラシは消耗品で、ブラシが開いてきたら、交換するものなんだ。
君は怒って新しくなった歯ブラシをゴミ箱に捨ててしまって、怒りを精一杯表現していたけど、それを怒らなかったのは、とても大きな学びを思い出したからなんだ。
それは、人のものを勝手に捨ててはいけない。
今回は消耗品だったから、お母さんもお父さんも油断していたんだ。
「人のものを勝手にすててはいけない」、それは当たり前だと君は思ったかもしれない。
2010年にこんまりさんが「人生がときめく片付けの魔法」を発売し、そのあたりから、世の中では断捨離ブームが起こり、世の中のお母さんはこのブームに乗って、片付けを始めたんだ。
その後、こんまりさんはアメリカに渡り、メイクもアメリカ仕様になり、Netflixに出るまでになったと言えば、片付けブームはアメリカにも飛んでいったんだ。
この片付けブームで多くの家庭で、無許可で、お父さんや子供のものが捨てられてしまったんだ。
そう、今の君のようにね。
今日は、悲劇が起こる理由と、その悲劇を防止する方法をお伝えしよう。
この家にもかつて同じような悲劇が起こったからね。
~お父さんポエム終了~
いつもポエムを読んでいただき、ありがとうございます。
今回はどの家庭でも起こった(はず)片付けの揉め事のお話です。
お母さん(お父さん)が勝手にものを捨て始める理由
我が家にも片付けブームが来た時に、お父さんはたくさんのお片付け番組動画を見て、そのメカニズムがわかりました。
どの動画でも共通するのは、お母さんが一人で頑張っている。そして、子供が片づけてくれない。夫は片づけに協力的ではない。など、とにかく自分のせいではない。周りが協力してくれたら理想の片付いた部屋になるのにという主張。
でも、よーーく動画を見ていると、専門家のアドバイスに従って家族会議を開いた時に、子供や夫が何か提案しても、それは違う。私の理想とは違う。お片付けの有名な先生の本にも、このように書いてあるし、、。自分の意見以外は否定の連続。
家族の価値観が共有されておらず、お互いが違う方向を向いてしまっています。
このため、片付ける側が勝手にものを捨て始めてしまいます。
片付けお母さん(お父さん)の対策方法
フォロワーになろう
これは片付けだけに限らないんだけど、家族が何かを始めた時は、フォロワーになろう。
無関心、見て見ぬふりは良くない、積極的にフォローしましょう。
具体的には、話を聞きましょう。
これが一番重要です。
どうして始めたのか?どんな家にしたいのか?
この2つを聞けば、後は波のように意見を聞く事ができる。
そして、相手の価値観を一旦はしっかりと受け止めよう。
この受け止め方を失敗すると夫婦喧嘩がはじまるので要注意だ。
お父さんは何度も失敗している。人の価値観を黙って聞く事は、とても難しいことなんだ。
人の話を最後まで聞く方法は、ここで書くと長くなってしまう&話がそれてしまうので、気になった方はリンクより読んで欲しい。まだ、書いていないので、しばらくお待ちください。)
自分の価値観を話そう
自分の価値観を話すことは、とても重要なことです。
相手の価値観を聞いたうえで、譲れるところ、譲れないところを正確に伝えましょう。
十分に相手の価値観を受け止めていた場合だけ、相手は自分の意見を聞いてくれます。
良いフォロワーになっていないと、このステップでも夫婦喧嘩勃発必死です。
お父さんはここでも、何度も失敗してしまった。
何度失敗しても、あきらめずに、話す機会をもつしかありません。ネバーギブアップの心で挑み続けましょう。
家のこのような小さい事の積み重ねで、不満が溜まって離婚した人をたくさん知っています。
よく話した上で価値観が違ったなら良いですが、話さず終わってしまってはお互いの未熟さが原因なら、とてももったいなくて悲しくなります。
勝手に捨てないようにお願いしよう
フォロワーになり、価値観を聞き、価値観を共有して、やっと「勝手に捨てないように」お願いしましょう。
段取り通りできていたら、解決します。
解決しなかった場合は、もう一度、価値観を聞くところに戻りましょう。
片付けお母さん(お父さん)へのお願い
家族が協力的ではない場合は、リーダーシップ思考を身に付けることをおススメします。
今回は、補佐的な立場の方がフォロワーになって、問題解決するストーリで説明しました。
こんな風に、フォロワーになってくれたらと感じるかと思いますが、現実はなかなか上手くいかない事が多くあります。
家族を良いフォロワーにするためにも、自らがリーダーとしての振る舞いをすることで、解決できます。
リーダーシップについては、また、別の記事で書きますので、気になる方はリンクよりご確認をお願い致します(まだ書いていないので、しばらくお待ちください)
一番大切な事は、相手の納得感
リーダーシップ、フォロワーシップなどの話もしましたが、シンプルに考えると、相手の納得感が一番大切です。
これは片付けだけでなく、他の事でも、相手の納得感が得られるようにしてください。
まとめ
・片付けお母さん(お父さん)はリーダーシップを身に付ける。
・受け入れるお父さん(お母さん)はフォロワーシップを身に付ける。
・お互いの価値観を共有し、相手の納得感を得られるようにお願いしましょう。
我が家で起こった片付け戦争も平成で終戦して、令和では平和に過ごしています。
皆様の家庭での、片付け戦争が無くなり、平和な令和時代を過ごせることを願っております。
<サイトメッセージ>
このサイトは父が学んだこと、手に入れた知識を子供に渡すために書いています。
父と子が一緒に過ごす時間は、ごくごく限られているため、伝えたいことのすべてを伝えることが残念ながら出来ません。
ただ、インターネットの世界で、伝えたい知識、学びが、子供と繋がる可能性があります。
子供が何かに悩んだ時に、google(グーグル)でググった時に、父が子供の為に残した知識・学びを発見し、人生を前に進めることが出来れば、これほど素晴らしいことはありません。
ブログ名の生前贈与は、私が生きているうちに、親父のサイト最高に役にたったぜ!!と言わせるために知識と学びを書き上げております。
そして、このサイトを子供に引き継ぎ、次世代の父の知識と学びが蓄積され、また次の子を助けることが目標だからです。
そのため、どの記事にも、1項にちょっと暑苦しく、何を言っているか時々わからないかもしれない子供に向けたメッセージ(父親ポエム)が書いてあります。
検索した人が求めている答えとは、ちょっとだけしか関係ありませんが、折角なので親の想いを感じ取ってください。
この記事へのコメントはありません。