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映画「フラガール」で環境変化に対応するための経営感覚と仕事観を学ぶ

フラガール ハワイ

映画「フラガール」を南海キャンディーズの山ちゃん(山里さん)と女優の蒼井優さんの結婚を機に見た、見直した方も多いかと思います。

この映画で蒼井優さんと南海キャンディーズのしずちゃんが出会った事がきっかけとなった作品です。

そういう後付けのポイントもありますが、この映画自体が名作です。

出演者は蒼井優さん、しずちゃん、松雪泰子さん、豊川悦治さん、岸部一徳さん、富司純子さんなど、有名な方がたくさん出捐しています。

公開前はそれほど注目を浴びた作品ではなかったものの、口コミを通じて評判を呼んだことで最終的に観客動員130万人、興行収入15億円超を記録する大ヒット作品です。

この作品の受賞歴もめちゃくちゃすごいです。

今はネットフリックス、Amazon Primeで視聴できるので、ぜひ見てください。

少しだけ、ネタバレになるかもしれない部分がありますので、見てない方は、見てから読んでいただければ幸いです。

受賞歴
第79回アカデミー賞の外国語映画賞の日本代表に選出(本選の第1次選考で落選)。また、第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれたが、大手映画会社4社(東映、東宝、松竹、角川)以外の作品が受賞するのは1996年の『午後の遺言状』(日本ヘラルド映画)以来11年ぶりである。

第80回キネマ旬報ベストテン(2007年1月9日発表)
邦画第1位 :「フラガール」[6]
読者選出邦画ベストテン 第一位:「フラガール」
助演女優賞:蒼井優
第31回報知映画賞(2006年11月28日発表)
最優秀作品賞:「フラガール」
最優秀助演女優賞:蒼井優
第19回日刊スポーツ映画大賞(2006年12月5日発表)
作品賞:「フラガール」
主演女優賞:松雪泰子
助演女優賞:富司純子
新人賞:蒼井優
第61回毎日映画コンクール(2007年1月19日発表)
日本映画優秀賞:「フラガール」
助演女優賞:蒼井優
第49回ブルーリボン賞(2007年1月25日発表)
作品賞:「フラガール」
主演女優賞:蒼井優
助演女優賞:富司純子
第21回高崎映画祭
最優秀監督賞:李相日(フラガール)
最優秀主演女優賞:蒼井優(フラガール)
第28回ヨコハマ映画祭
日本映画ベストテン 第2位:フラガール
主演女優賞:蒼井優
2007年エランドール賞
作品賞(映画):「フラガール」
新人賞:蒼井優
第16回東京スポーツ映画大賞
主演女優賞:蒼井優
助演女優賞:富司純子
第11回日本インターネット映画大賞
日本映画部門作品賞(第1位):「フラガール」
助演女優賞:蒼井優
第30回日本アカデミー賞(2007年2月16日発表)
最優秀作品賞:「フラガール」
最優秀監督賞:李相日
最優秀脚本賞:李相日、羽原大介
最優秀助演女優賞:蒼井優
優秀主演女優賞:松雪泰子
優秀助演女優賞:富司純子
優秀新人賞:蒼井優、山崎静代
話題賞:「フラガール」
第16回日本映画批評家大賞
助演女優賞:フラガールズ
第44回ゴールデン・アロー賞(2007年3月1日発表)
映画賞:松雪泰子

作品のあらすじ

昭和40年の、エネルギー革命により、黒いダイヤと呼ばれた石炭の時代から、栗い水?(有名な表現はないようです)と呼ばれていないかもしれない石油の時代に入ります。

福島県いわき市の常磐炭鉱もこの流れで閉鎖が迫ってきます。この未曽有の経営環境の変化に、温泉が湧き出ていると一点の望みに、北国をハワイに変えようという起死回生のプロジェクトが持ち上がりました。

目玉は、ハワイのイメージのフラダンスショー!!

昭和40年のほとんど誰も見たことがないフラダンスを炭鉱娘が踊る。東京からダンサー平山まどかを教師として迎え、旬をすぎ、しがらみを抱えるがゆえに、最初は嫌々おしえるまどかだった。

生きる為にひたむきに踊る炭鉱娘たちの姿に、いつしか忘れかけていた情熱を思い出していく。

しかし、現在とは違って、肌をだし、腰蓑をつけて踊るなど恥ずかしいとされていた時代、世間の風当たりは厳しく冷たかった。

教える相手は全くのド素人の炭鉱娘。

この常磐の炭鉱の町に常夏の楽園は誕生するのか?

無事にオープンする日が迎えられるのか?

環境変化への対応から、経営感覚と仕事観を学ぶ

この映画の中では3つの環境変化があります。

1.石炭から石油への構造変化

2.女性の社会進出

3.厳しく、苦しいのが仕事という価値観以外に、お客さんに喜んで貰うというサービス業の視点

それぞれが、映画の中でテーマになっていて、主人公たちの「言葉」からも考えさせられます。

経営環境の変化

石炭から石油への構造の変化は炭鉱というビジネスを継続していく事が不可能になっていきます。

この状況に、炭鉱採掘で出てくる水炭鉱を掘る時には資源ではなく、全くの邪魔者の温泉水を経営資源と捉えて、常磐ハワイアンセンターを作ろうと考えた経営者の逆転の発想がすごいです。

今までは、邪魔であったものが経営資源になり得る。

これこそが、経営環境の変化に晒された時の、裏の思考術です。

通常は、どんな経営本にもコアコンピタンス、会社の強みを活かして、新規ビジネスを行いましょうと書かれています。

基本は基本で大切ですが、まったく役に立たなかったものが、経営環境の変化で、経営資源となり得ることを覚えておいてください。

当然、映画内では大反対の嵐でしたが、、。

この逆転劇は、映画を見てのお楽しみです。

女性の社会進出

昭和40年は、女性は家を守るという思想が色濃い時代です。

寿退社という言葉が、ほぼ死語になった現代では考えられない選択を迫られています。

夫や家族が炭鉱という仕事を失う中で、半ば強制的ではありますが、フラダンサーになる選択をするひともいました。

また、主人公の蒼井優をフラダンサーに誘ってくれた友達の言葉も印象的です。

「いっぺん爪の中に炭が入ったら、何回あらっても取れない。石鹸つかってもだ。こんな手をした18歳てどうだべさ、このチャンスをつかまないと死ぬまでここから抜け出せねー。」

今に比べて、未来への選択肢が無かった事を考えると深い言葉です。

自分自身の人生は、自分が主人公である!!

そんな想いを強く感じました。

もう一つが、ダンスの先生と主人公のお母さんの言い合いも、女性の価値観の対立構造ですね。

主人公のお母さん「山の女は子供産んで育てて、山で働く亭主を支えるもんだ。へらへら笑いながら、男衆に媚びて、けつふったり、足おっぴろげるもんでねー。」

ダンスの先生「あんたみたいなおばさんばっかだから、男に下にみられるのよ。」

私自身は、いろんな生き方があっていいと思います。

みんな違って、みんな良い。です。

その生き方をお互いが尊重できないと、このような対立がたくさんおきます。

今は逆に、働いていない方が珍しくない時代になりつつあるので、お互いの価値観を尊重できる社会になればいいなと思います。

仕事観のあり方

主人公のお母さん「今まで、仕事つうのは暗い穴の中で、歯を食いしばって、死ぬか生きるかでやるもんだと思っていた。だけど、あんな風に踊って、人様に喜んで貰える仕事があってもいいんでないか。おらにはもう無理だけんど。あの子らなら、みんな笑顔が働けるそんな新しい時代が作れるかもしれねー。こんな木枯らしぐらいで、あの子らの夢をつぶしたくねー。」

女性の進出のところでは、ぶつかっていたお母さんでしたが、自分はそういう生き方はできないけれど、人様に喜んで貰う仕事があっても良いと、他人の生き方を尊重しています。

先ほども書きましたが、自分が成れない生き方でも、それを尊重することの大切さを教えられました。

これからの未来には、更に新しい価値観で仕事を捉える時代が来ます。

私自身も、たとえ自分がそうなれなくても、新しい考えを受け入れて尊重できるように生きていきたいです。

子供へのメッセージ

あなたが大人になる時は、お父さんが理解できないかもしれない新しい価値観が生まれていると思います。

自分自身が信じた道を歩いていって欲しいとお父さんは願っています。

ただ、何度も何度もひつこく書いていますが、他人の生き方、価値観を尊重する事は忘れないでください。

みんな違って、みんな良い。

そんな想いを持っていない人の価値観は、きっと誰も認めてくれないと思います。

あなたの未来を楽しみにしています。

まとめ

・経営環境の変化に対応するためには、今までは役に立たなかったものが経営資源になる。

・自分の人生の主人公は自分だ!!

・仕事観はみんな違って、みんな良い。お互いに尊重しましょう。

この3つが、私が映画「フラガール」から学んだことです。

参考にしてもらえれば幸いです。

この「フラガール」から学ぶは、つれずれあやにーさんのvoicyをオマージュさせていただきました。

こちらも音声で聞いて貰うと、女性の視点で話されているので、より理解が深まりますので、ぜひ聞いてみてください。

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